藤岡さん(左から2人目)らエブリパウディのスタッフ

エブリパウディが永年預かり制度で預けている保護猫

エブリパウディが永年預かり制度で預けている保護猫

藤岡さん(左から2人目)らエブリパウディのスタッフ エブリパウディが永年預かり制度で預けている保護猫 エブリパウディが永年預かり制度で預けている保護猫

 「猫と暮らすことは諦めている」「譲渡を受けたかったが断られた」。高齢や持病を理由に、希望があるのに猫と暮らせないケースは少なくない。そんな中、栃木県那須塩原市を拠点に活動する一般社団法人「エブリパウディ」は2025年、所有する保護猫を高齢者などに無期限で預けるシステム「保護猫永年預かり制度」を導入した。保護猫と保護団体、預かり主の相互にメリットがあるというが、どんな制度なのか。

「飼いたいけど飼えない」

 「60歳以上には譲渡しない」。

 多くの保護団体にある暗黙のルールとされている。エブリパウディの代表理事藤岡和人(ふじおかかずと)さん(56)は「人間の孤独死に猫を巻き込まないため」と理由を説明する。