【那須塩原】スポーツ合宿の誘致に活用しようと、官民組織「那須塩原スポーツコミッション(SC)」と那須拓陽高食物文化科は本年度、アスリート向けの「スポーツ合宿弁当」の共同開発に取り組んだ。2月26日に同校で完成試食会が行われ、2年生40人が地元食材や栄養バランスにこだわった多彩な弁当を仕上げた。
弁当開発は、那須塩原の食の魅力発信や地域活性化、合宿誘致における市独自の強みとすることなどが狙い。同SCを担当する市地域おこし協力隊員の渥美瞳(あつみひとみ)さん(31)が発案し、高校生の柔軟なアイデアを生かそうと同校に呼びかけた。
生徒らは昨春から、とちぎスポーツ医科学センターのスタッフから栄養に関する講話を受けるなどし、アスリートの体調管理やパフォーマンス向上を意識したメニューを考えて試行錯誤を重ねてきたという。
26日は9班に分かれ、「アスリート向けのガッツリ弁当」「暑い日でも食欲がそそる弁当」など、それぞれのテーマで弁当作りに挑戦。タンパク質が豊富な油淋鶏(ユーリンチー)や鉄分を多く含むブリの照り焼き、本県特産のカンピョウを使ったサラダ、ホウレンソウのごまあえなどを手際よく調理していった。
浅見凜太朗(あさみりんたろう)さん(17)は「アスリートに体力を付けてもらうため、タンパク質と炭水化物をたっぷりにした。どの班の弁当もおいしい」と笑顔を見せた。同SCは今後、弁当提供に向けて詳細を検討するという。
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