しもつけ21フォーラム(下野新聞社主催)の2月特別例会が22日、宇都宮市内で開かれた。旧黒羽町出身で日本近代看護の礎を築いた大関和(おおぜきちか)が主人公のモチーフとなったNHK連続テレビ小説「風、薫る」の制作スタッフが、ドラマに込めた思いや撮影の裏側などを語った。
特別例会には会員と一般応募者約300人が来場した。2部制で第1部には制作統括の松園武大(しょうえんたけひろ)氏とプロデューサーの川口俊介(かわぐちしゅんすけ)氏が登壇した。
松園氏は、新型コロナウイルスと向き合う医療従事者の姿から「看護を通して何か描きたい」と思い、ドラマの原案本「明治のナイチンゲール大関和物語」と出会って着想を得たと明かした。「1人ではなし得ないことも2人だから乗り越えられる」が一つのテーマとし、大関と近代看護の道へ進んだ鈴木雅(すずきまさ)の2人を主人公にしたと明かした。
川口氏は、大関がモチーフの役を演じる俳優見上愛(みかみあい)さんが県内で撮影した際、積極的に地元住民と話す機会をつくり、そこで学んだ栃木弁をせりふに生かしたエピソードを紹介した。「栃木県でのロケは風景だけでなく、人と人がつながっていくよさがあった」と振り返った。
第2部では原案本の著者田中(たなか)ひかる氏が大関と鈴木の生き方などを語った。
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