会場で「SUISUI」を試飲する鈴木大使(左)=パリ

提供写真・日本酒造組合中央会のパビリオンに出展した小林醸造のブース=パリ

会場で「SUISUI」を試飲する鈴木大使(左)=パリ 提供写真・日本酒造組合中央会のパビリオンに出展した小林醸造のブース=パリ

 小林醸造前日光醸造所(鹿沼市上粕尾)は2月9~11日、フランス・パリで開かれた酒類・飲料展「Wine Pari(ワイン・パリ)2026」に出展した。

 日本酒造組合中央会が組成したパビリオンに出展した。パビリオンには、国内の酒蔵15ブースが設けられ、本県からは小林醸造だけが参加した。同社は輸出銘柄「SUISUI(スイスイ)」のスパークリング、純米大吟醸、純米吟醸を用意し、試飲提供した。

 小林醸造によると、期間中、鈴木秀生(すずき・ひでお)駐フランス大使、フランス人ソムリエが審査する日本酒コンテスト「Kuramaster」の宮沢圭一郎(みやざわ・けいいちろう)運営委員会代表、ジェトロアンバサダーの松崎晴雄(まつざき・はるお)氏らのほか、パリ市内でミシュランの星を獲得している和食店「茶懐石あきよし」の女将(おかみ)らが訪れたという。

 小林醸造は現地で、輸出入貿易商社のJFC(京都府)の現地法人JFCフランスと日本酒の輸出の契約を行った。JFCフランスには英国への輸出業務も担ってもらう。ロンドンでは「スイスイ」が老舗和食店「生 UMU」でメニューとして提供されているほか、ラグジュアリーホテルブランド「フォーシーズンホテル」でも採用が決まっている。

 欧州への輸出は従来、オランダのOtenbaSake(オテンバサケ)と契約していたが、オランダを起点にした物流費が高騰したことから、同社とはオランダ国内だけの取り扱いに絞った。