創作に新聞を活用するという門井さん=2025年12月、大阪府内、森田大地撮影
-下野新聞が紙齢5万号、1878(明治11)年から数えて138年という膨大な歴史を刻みました。この節目に、宇都宮で育った作家として思うことは。
「5万号という数字は、あまりに大き過ぎて、正直なところパッとは浮かばないほどの重みがあります。しかし今日、こうして私の直木賞受賞時の報道や特集紙面などを並べてみせていただくと、非常に感慨深いものがあります。自分自身の歩みを、これほどまでに長く、正確に記録として残していただいている。それは一人の表現者として本当にありがたいことですし、一朝一夕には成し得ない、まさに日本の近代史そのものがここにあるのだと感じます」
-門井さんの原風景には、常に下野新聞があったのでしょうか。
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