モーター大手ニデックの子会社が起こした顧客とのトラブルに関する報道が、元社員が不正に持ち出した営業秘密に基づくものだったとして、ニデックが、東洋経済新報社や元社員らに計約1億1千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は20日、記者に情報を提供した元社員に約270万円の賠償を命じた。情報が不正競争防止法上の「営業秘密」に当たると判断した。
東洋経済新報社は2023年2月10日、運営するニュースサイト「東洋経済オンライン」で、トラブルで巨額の和解金を支払うことに創業者の永守重信グローバルグループ代表が不快感を持ったと報じ、「コスト感性をもっと磨け!」とのスタンプが押された社内稟議書を掲載した。
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