老朽化が進むプロ野球千葉ロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)を近隣に移転して新設する事業を巡り、施設を所有する千葉市の神谷俊一市長は20日、新スタジアムをドーム型とする可能性について再検討すると発表した。コスト面などから屋外型を予定していたが、10月に千葉ロッテから要請があった。決定は来年3月ごろの見通しで、開業は変わらず2034年ごろを予定している。
市によると、球団は暑さ対策への懸念やドーム化を求めるファンの声、昨今のスタジアム命名権高騰による増収の見込みを理由に挙げた。
市の今年2月時点の試算では、ドーム化で400億円以上の追加投資が生じる可能性がある。神谷市長は財源について、市民球場としての整備は市で負担する一方、ドーム化を含む野球興行に特化した部分は民間で賄うべきだと強調。「ドーム化の実現に向けて最大限の努力をしていきたい」と語った。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする

