安倍晋三元首相銃撃事件の裁判員裁判第10回公判が20日、奈良地裁で開かれ、被告人質問が始まった。殺人罪などに問われた山上徹也被告(45)は「このような結果になってしまって、大変ご迷惑をおかけしております」と述べた。10月の初公判以来、法廷での発言は初めて。
被告は、弁護人から母親はどういう人か問われ「基本的には悪い人間ではないと思っている。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)に関することでは理解し難い面が多々あった」と述べた。
初公判の冒頭陳述で弁護側は「自身や家族の人生が翻弄され、教団への復讐心を強めた」と主張し、教団幹部を襲撃できず、教団に親和的な政治家を狙ったとした。
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