林芳正総務相は20日の衆院総務委員会で、昨年10月の衆院選で林氏陣営が労務費の支払先として山口県選挙管理委員会に報告した人の一部が、労務と報酬受領を否定したとの報道を受け、事務所で経緯を調査していることを明らかにした。「結果がまとまり次第、しっかり説明したい」と語った。

 林氏は、公選法の虚偽記載に抵触するのではないかとの指摘に、取材時のやりとりを詳細には把握できず「コメントすることは難しい」とした上で「精査が必要と判断し、事務所で確認を進めているところだ」と述べた。