【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)の定例理事会が19日、ウィーンで始まった。グロッシ事務局長は冒頭演説で、イラン核査察の全面再開に向け「外交解決以外の解決策はないと確信し続けている」と強調、各国による対話とイランの協力を呼びかけた。理事会は21日まで。
6月のイスラエルと米国による核施設空爆後、イランはIAEAとの協力を停止したが、空爆を受けた施設以外への査察が一部再開された。グロッシ氏によると、これまでに十数回以上の査察を実施した。イランが保有する高濃縮ウランについてIAEAは、約5カ月間検証できておらず、今月の報告書で「深刻な懸念」を表明した。
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