富山県黒部市で高校生だった時に父親から性的暴行を受け、実名で被害を訴えてきた福山里帆さん(25)が19日、家庭内性暴力に関する勉強会を、地方の超党派の女性議員向けに東京都内で開いた。「子どもは大人が作った制度の中でしか生きる選択肢がない」とし、被害者が安心して暮らせる支援策の確立を呼びかけた。
福山さんは、親が加害者となるケースを前提に「誰かに話したことが(親に)伝わり、報復につながることもある」と指摘。衣食住や進学を理由に告発をためらう現状があるなど、被害が表面化しにくい家庭内性暴力の実態を訴えた。
勉強会には約15人が参加。時折うなずきながらメモを取り耳を傾けた。
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