ミャンマーを拠点にした国際的な特殊詐欺事件を巡り、現地で「かけ子」をしたとされる少年(17)=少年院送致の保護処分=ら3人を特殊詐欺組織に紹介したとして、職業安定法違反などの罪に問われた住所不定、無職丸杉龍実被告(32)に名古屋地裁は19日、懲役4年(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
久礼博一裁判長は判決理由で、日本の捜査権が及びづらい上、脱出しにくい海外で特殊詐欺を行わせる目的で、海外の組織とリクルーターグループが連携した職業的な犯行だと指摘。被告は少年らを勧誘し、海外へ円滑に渡航できるよう手配したとして「組織の人員確保に必要不可欠な役割を果たした」と述べた。
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