19日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=155円台半ばで取引された。

 午前10時現在は前日比47銭円安ドル高の1ドル=155円46~51銭。ユーロは40銭円安ユーロ高の1ユーロ=180円04~13銭。

 高市政権が掲げる積極財政政策による財政悪化懸念が引き続き強く、円を売ってドルやユーロを買う動きが先行した。

 市場では「財政拡張への警戒感が高まっている」(外為ブローカー)との声があった。