ICOMドバイ大会2025、歴史的成功を収め閉幕
ICOM Dubai 2025
10:07
ICOM 2028はロッテルダムで開催、副会長にナセル・アル・ダルマキの就任が決定
アラブ首長国連邦、ドバイ--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- ICOMドバイ大会2025は、UAE副大統領兼首相でドバイ首長のシェイク・ムハンマド・ビン・ラシド・アール・マクトゥーム殿下の後援のもとで開催され、中東・アフリカ・南アジアで初となる歴史的な会期を終えました。「急激に変化するコミュニティにおける博物館の未来」を開催テーマに掲げた今大会には、世界各地から博物館・文化機関の専門家や意思決定者4,500人以上が参加し、ドバイが文化・創造性・イノベーションの世界的拠点であることを強調するものとなりました。
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ICOM Dubai 2025 Concludes with Historic Success (Photo: AETOSWire)
最終日には、ドバイ文化委員長を務めるシェイク・ラティファ・ビント・ムハンマド・ビン・ラシド・アール・マクトゥーム妃殿下が主催する「Cultural Diplomacy from an Emirati Perspective: Bridges of Connection and Dialogue」(アラブ首長国連邦の視点からの文化外交:つながりと対話の架け橋)と題したセッションが開催されるなど、重要な議論が行われました。このセッションの中でシェイハ・ラティファ妃殿下は、UAEの文化的統一性を強調しており、また同席したヌーラ・アル・カービ国務大臣も、単なる概念ではなく実践としての文化外交の重要性について強く訴えました。
なお、このカンファレンスには「The Power of Narrative, Heritage, and Youth」(語り、伝統、若者の力)と題したセッションも開催され、国際協力担当大臣を務めるリーム・ビント・イブラヒム・アル・ハシミ妃殿下が登壇し、博物館は対話と相互理解の極めて重要なプラットフォーム役を担っていると語りました。
基調講演では、UAE大統領文化顧問を務めるザキ・アンワル・ヌセイベ殿下が登壇し、変化に適応しつつ創造性の本質を守るうえで博物館が直面する課題について言及するとともに、博物館は単なる傍観者ではなく、社会変革の積極的な推進役であることを明確にする講演を行いました。
閉会式では、ICOMを今後率いる新会長にアントニオ・ロドリゲスが、副会長にはナセル・アル・ダルマキが選出されたことが発表されました。また、ICOM 2028の開催地となるロッテルダム市に、ICOMの旗が正式に引き継がれました。
なお、ICOMドバイ大会2025では、初のICOMサスティナビリティ賞の授与も行われました。この賞は、「Shared Island Stories Between Scotland and the Caribbean」(スコットランドとカリブ海の間で共有する島の物語)プロジェクトが評価された、バルバドス博物館・歴史協会のケイ・ホール氏と、セント・アンドリュース大学のジェイミー・ブラウン氏に贈呈されました。
本大会では、パネルディスカッション、トレーニングワークショップ、マスタークラスなど、全期間を通して100を超えるセッションが開催されました。
詳細については、dubai2025.icom.museum をご覧ください。
*出典: AETOSWire
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