JR西日本は18日、山陽新幹線の運転士が16日、走行中にもかかわらず運転席を約5秒間離れたと発表した。ダイヤの乱れなど影響はなかったが、社内規定に違反しており、国に報告した。

 JR西によると、16日午前9時35分ごろ、新大阪―新神戸間を走行していたこだま845号の車内で、必要な鍵を所持していなかった車掌が鍵を借りようと運転席を訪れ、40代の男性運転士が一時離席して対応した。

 新幹線は当時時速約225キロで走行しており、乗客は約260人だった。車掌が報告をし、発覚した。処分は今後検討するという。