2022年から福井県内で少なくとも53人にかみつくなどしてけがをさせ、今夏背びれに発信機を取り付けた後に死んだ野生のイルカを巡り、県は18日、今後の方針などを会議で議論した。被害について専門家は「人間との過度な関わりが生んだ人災で、適切な関係性を保つことができれば防げた」と提言。死因は不明で、発信機との因果関係も分からないとした。
県によると、この個体は体長250センチの雄のミナミハンドウイルカで、7~10歳ほどと推定。今年6月中旬に発信機を取り付けたが、7月1日以降位置情報を把握できず、その後死骸で発見された。位置情報が途絶えた時期に死んだ可能性があるという。
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