【ニューヨーク共同】週明け17日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ユーロで下落し、一時1ユーロ=180円01銭を付けた。180円台を付けるのは1999年のユーロ導入以来初めて。日本の財政悪化が懸念されたとみられ、円が売られた。対ドルでは午後5時現在、前週末比75銭円安ドル高の1ドル=155円22~32銭を付けた。
高市早苗政権が近く策定する経済対策について、17兆円を大きく上回る規模で調整していることが判明。拡張的な政策により、日本の財政が悪化すると意識されたことから、円売りの動きが強まったとみられる。
午後5時現在のユーロは1ユーロ=1・1587~97ドル、179円86~96銭。
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