広島市は17日、平和記念公園内の原爆供養塔に遺骨が安置された犠牲者の身元を特定するため、一緒に納められている遺髪のDNA型鑑定をすると明らかにした。申し出があり、実施されれば初めて。
市によると、遺髪は原爆供養塔納骨名簿に「鍛治山ミチ子」さんのものと記載された遺骨と共に納められていた。今年5月、被爆後に消息不明となった女性の手がかりを探す中で遺髪の存在を知った遺族が市に鑑定を要望。「家族の名前が誤って名簿に記載された可能性がある」としている。
市は神奈川歯科大に照会し「可能性はゼロではない」との意見を得て実施を決定。遺族立ち会いの下、鑑定試料とする遺髪を選ぶ。
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