長崎県大村市のペット斎場の男性従業員=当時(45)=が2020年、火葬で使うブランケットの素材を吸って死亡したのは運営会社の安全配慮義務違反だとして、遺族が約7200万円の損害賠償を求め提訴していたことが17日、分かった。長崎地裁で第1回口頭弁論が同日開かれた。22年に労災認定されていた。
原告側によると、会社側は請求棄却を求めた。
訴状によると、11年から大村市の警備会社で勤務し、19~20年ごろ、運営するペット斎場で火葬業務に従事していた。20年8月17日に体調不良を訴え、翌18日に医院を受診。勤務後に帰宅して倒れ、搬送先で死亡が確認されたとしている。
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