日本自動車会議所は16日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で米国の人気自動車レース「NASCAR(ナスカー)」の車両がデモンストレーション走行するイベントを開いた。米関税政策の影響が続く中、モータースポーツを通じて日米の相互理解を促そうと招待した。
日本自動車会議所の会長を務めるトヨタ自動車の豊田章男会長は記者団に「ナスカーはモータースポーツのエンターテインメントだ」と述べ、長期的な交流へ期待を示した。
米シボレーの「カマロ」や米フォードの「マスタング」など6台が猛スピードでコースを駆け抜けた。爆音とともに白煙が上がると、観客から拍手が起きた。
トヨタの「カムリ」のハンドルを握った小林可夢偉選手は出走後、「今後もっと文化として交流し、米国のレースが日本でも染みついてくれることを願う」と話した。
自動車レース「スーパー耐久シリーズ」の開催に合わせ企画。トヨタは日米の貿易摩擦の回避策として米国で生産した車の日本への「逆輸入」を国などと検討している。
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