【ニューヨーク共同】14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比309・74ドル安の4万7147・48ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期追加利下げ観測が後退し、売り注文が優勢だった。
市場では、根強い米インフレへの懸念から、FRBが12月会合で主要政策金利を据え置くとの見方が強まりつつある。米雇用環境悪化への警戒感も相場の重荷となった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は4日ぶりに反発し、30・23ポイント高の2万2900・59だった。
個別銘柄では、医療保険のユナイテッドヘルス・グループ、スポーツ用品のナイキの下落が目立った。
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