河出書房新社は14日、安堂ホセさん(31)の小説「迷彩色の男」のフランス語版が、性的少数者の視点などを表現した作品を対象とする「国際ゲイ小説賞(外国小説部門)」の受賞作に決まったと発表した。
安堂さんは「言語の種類を超えて、何か伝わるものがあったらうれしい」とコメントを寄せた。
同賞は2013年にフランスで創設された国際文学賞。「迷彩色の男」は、男性同士が性交渉の相手を求める地下施設で起きた傷害事件の謎を追う物語で、差別や暴力を描いた。翻訳はレオノール・シイナさんが手がけた。
安堂さんは22年にデビューし、「迷彩色の男」は2作目。25年に3作目「DTOPIA」で芥川賞を受賞した。
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