【ワシントン共同】米国務省は13日、ドイツとイタリア、ギリシャで活動する複数のグループが極左運動「アンティファ(反ファシスト)」に関連していると主張し「特定指定国際テロリスト」に加えたと発表した。20日付で「外国テロ組織」に指定し、過激派組織「イスラム国」(IS)などと同じ扱いにする。
トランプ大統領は9月、アンティファを「国内テロ組織」に指定する大統領令に署名。今回、取り締まりを国外に拡大した。対象グループはドイツの「アンティファ・オスト」やイタリアの「非公式アナキスト連盟」など。
ルビオ国務長官は声明で「アンティファに関連するグループは反米主義を含むマルクス主義などを掲げ、米国内外で暴力的な襲撃を扇動し正当化している」と主張。「国家安全保障と公共の安全を守るため、あらゆる手段を講じる」と訴えた。
アンティファは極右組織や人種差別的と見なすグループに対抗する運動を指し、明確なリーダーや組織を持たないとされる。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


