偽造書類を地裁提出疑い３人逮捕

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　送検される松沢泰生容疑者＝１３日午前９時３２分、警視庁中央署

　過去に業務用スーパーを運営していた「ハナマサ」（東京）の株主権を巡る民事訴訟で偽造書類を東京地裁に提出したとして、警視庁暴力団対策課は１３日までに、有印私文書偽造・同行使などの疑いで東京都渋谷区、職業不詳松沢泰生容疑者（７４）ら男女３人を逮捕した。会社を乗っ取ろうとしたとみて調べる。

　同社は「肉のハナマサ」を運営していたが、２００８年ごろから事業譲渡。現在は関係がなく、主に不動産管理などをしているという。

　３人の逮捕容疑は共謀して２３年と２４年に同社前代表の男性との株主権を巡る民事訴訟などで、偽造した株式譲渡契約書と株券を地裁に提出した疑い。暴対課は認否を明らかにしていない。