党会合であいさつする公明党の斉藤代表(中央)=13日午前、東京都新宿区

 公明党の斉藤鉄夫代表は13日の党会合で、高市早苗首相の安全保障を巡る国会答弁を批判した。台湾有事が存立危機事態になり得るとした発言や、非核三原則の堅持を明言しなかった点に触れ「安保に関する政府見解が堅持されているのかどうか、大変疑問に感じる」と述べた。自ら質問主意書を提出し、政府見解を確認する意向も示した。

 存立危機事態に関し「首相の国会答弁に揺らぎがあってはならない。国の根幹と内閣の一体性に関わる、大変重大な事態だ」と指摘した。