【ベルリン共同】ドイツ検察は11日、インターネット上で政治家などの実名のリストを掲載して殺害を呼びかけたとして、ドイツとポーランドの二重国籍を持つ男を逮捕したと発表した。大衆紙ビルト電子版によると、リストにはメルケル元首相やショルツ前首相ら20人の名前があった。
男は暗号資産(仮想通貨)で寄付を募り、殺害を実行した者に「懸賞金」を出すとしていた。ビルトによると、現在の政府の統治や民主主義を拒絶する極右勢力「ライヒスビュルガー(帝国市民)」に共鳴していた。
ドイツでは2022年、「ハインリヒ13世」と名乗る貴族の家系出身の男らが結成した極右勢力が政府の転覆を図ったとして摘発された。
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