カンボジアで特殊詐欺に関わったとして日本人29人が愛知など6県警合同捜査本部に逮捕された事件で、日本移送前に現地の入管関連施設の相部屋に収容されていた容疑者同士が、日本警察の取り調べに対して黙秘するよう口裏を合わせていたことが11日、関係者への取材で分かった。日本の留置施設では通謀を防ぐため別々に勾留するのが原則。海外で拘束された容疑者に対する捜査の課題が浮き彫りとなった。
同本部などによると、29人は5月27日に同国北西部ポイペトの拠点で現地当局に拘束され、警察施設に収容。後に入管関連施設に移り、ほぼ全員が相部屋で生活していた。8月に日本へ移送、逮捕された。
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