大型画面に表示された通販サイトの値引きセールの広告=11日、北京(共同)

 【上海共同】中国最大のインターネット商戦「独身の日」が11日、本番を迎えた。消費低迷が続く中、インターネット通販各社は今年、過去最長となる1カ月超のセールを展開。商品検索やおすすめ機能に生成人工知能(AI)を活用するなど、購買意欲を高めるための工夫を凝らしている。

 ネット通販大手、京東集団(JDドット・コム)は昨年より5日早い10月9日にセールを開始し、11月14日まで続ける。同業のアリババグループも14日まで。商戦には資生堂やアシックスなど日本企業も参加した。

 独身の日は「独り身」を表す1が並ぶ11月11日をアリババが商戦日と定めて2009年に始まった。