経営再建中のユニチカが11日発表した2025年9月中間連結決算は、純損益が34億円の赤字だった。中間期の赤字は3年連続。事業譲渡に伴う子会社の評価見直しなどで発生した特別損失76億円を計上したことが響いた。赤字額は前年同期の98億円から縮小した。
売上高は前年同期比1・0%増の621億円だった。高性能の食品用包装フィルムの販売が好調だった。オンラインで記者会見した藤井実社長は、タイで不織布などを生産する子会社を帝人の子会社に譲渡する契約を締結したと明らかにした。別の子会社で扱う女性用衣料の販売事業は譲渡先が見つからず、26年3月末で撤退する。
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