奈良市の冬の伝統行事「若草山焼き」の実行委員会事務局を務める奈良県は11日、観覧エリアを一部有料化し、チケットを17日から販売すると発表した。人気エリアの人数を制限し、雑踏事故を防ぐ狙い。収入は警備など安全対策に充てる。
県によると、来年1月24日開催の山焼きで適用。炎を近くで見られる若草山麓ゲート内と、県庁横の奈良公園バスターミナル屋上で、1人2千円の入場料を徴収する。チケットは先着4650人分で、オンラインなどで購入できる。他のエリアは無料を維持する。
近年の観覧者は推計約19万人。ゲート内は急傾斜地で事故が予測され、安全対策が急務だった。
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