~東南アジアに特化した投資機能でNTTグループ各社の新規事業創造を推進~
2025年11月11日(火)
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
NTTファイナンス株式会社
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ(本社:東京都港区、代表取締役CEO&CCO:笹原 優子、以下、NDV)※1とNTTファイナンス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤 正三、以下、NTTファイナンス)は、東南アジアの有望なスタートアップとの連携強化を目的とした投資ファンド「Synexia Ventures Pte. Ltd.」(所在地:シンガポール、以下、Synexia Ventures)を2025年12月15日(月)に設立いたします。
Synexia VenturesはNTTグループの東南アジア事業強化の一環として設立される投資ファンドです。シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどをはじめとした東南アジア地域を対象に、AI、IoT、スマートシティ、ロボティクス、ドローンなどNTTグループ各社の注力領域での連携が見込めるスタートアップに投資します。
当該地域における投資活動の第一歩である本ファンドの規模は1,000万米ドル(約15億円)で、投資管理者であるファンドマネジャーにはシンガポールを拠点とするKK FundのジェネラルパートナーであるKuan Hsuが就任し、NDVおよびNTTファイナンスと共同で運営します。Kuan Hsuは東南アジアにおける現地業務を統括し、同地域での豊富なベンチャーキャピタル経験を活かしながら、NDVおよびNTTファイナンスと緊密に連携します。
東南アジアは11か国で約7億人の人口を抱える※2巨大マーケットであり、その経済発展は著しいものの、多くの社会課題を抱え、その解決をめざす多くのスタートアップが生まれています。それに伴い、日本企業にとっての東南アジアは、製造業の生産拠点からイノベーション創出拠点へとその位置付けを変えつつあります。
このような中、NTTグループでは、NTTドコモビジネス株式会社(旧NTTコミュニケーションズ株式会社)が2017年から2020年まで、東南アジアのスタートアップとの協業推進プログラム「NTT Com Startup Challenge」を実施してきましたが、2024年からはNTTグループ各社の東南アジアでの旺盛な新規事業創造意欲をふまえ、本プログラムをNTTグループ全体に拡大※3し、NTT初のグループ共同開催となる「NTT Startup Challenge」へと発展させてまいりました。※4
このたびの新ファンドは、こうしたNTTグループの活動をさらに強化するものであり、東南アジアに特化した投資機能をグループとして有することで、現地でのスタートアップ連携と新規事業創出を推進することを意図しています。
なお、2025年11月11日(火)にインドネシア・ジャカルタで開催される「NTT Startup Challenge Pitch Day」には、NTTグループとの協業に関心のあるスタートアップがアジア中から約1,200社が応募し、日系企業が主催する東南アジアのピッチコンテストとしては最大規模※5となっています。当日は1,200社から選出された10社が各社の事業やNTTグループとの連携案をプレゼンテーションするほか、東南アジアのスタートアップエコシステムに対してSynexia Venturesの設立を宣言いたします。
NDVとNTTファイナンスはともに新ファンドを通じて、NTTグループの東南アジアにおける事業展開と、オープンイノベーションによる新たな価値創出を推進してまいります。
※1 NDVは、同社が運用するファンド(NTTインベストメント・パートナーズファンド4号投資事業有限責任組合)を通じて、Synexia Venturesの設立に参画します。
※2 出典:IMF (International Monetary Fund), 2024 Population (Millions of people) in Southeast Asia: 685.75M
※3 2025年度はNTT東日本、NTT西日本グループ(NTT西日本、NTTフィールドテクノ等)、NTTデータ、NTTドコモ・グローバル、NTTドコモビジネス、NTTドコモソリューションズ、NTTアドバンステクノロジ、NTTテクノクロス、NTTプレシジョンメディシン、NTTドコモ・ベンチャーズ、NTTファイナンス、NTTVCの13社が参画。
※4 海外スタートアップ協業推進プログラム"NTT Startup Challenge"、規模を拡大し2年連続で開催~東南アジアでのスタートアップ連携による新規事業創造をめざす~ https://group.ntt/jp/newsrelease/2025/05/19/250519a.html
※5 NTT調べ。
別紙
東南アジアスタートアップ投資ファンド「Synexia Ventures」の概要
1. ファンド概要
【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M106094/202511108820/_prw_PT1fl_Q7BR4U3z.png】
2. ファンドロゴ
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202511108820-O3-NH07NfwA】
3. ファンドマネジャー プロフィール
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202511108820-O4-l1P4kXLb】
Kuan Hsu(クアン・スー)
米国マッキンゼー・アンド・カンパニーにて経営コンサルティング業務に従事した後、米国および中国において、電子機器受託製造サービス(EMS)プロバイダーであるSolectron社にてサプライチェーンマネジメント業務に携わる。
ペンシルベニア大学ウォートン校にてMBAおよびMAの学位を取得後、米国ゴールドマン・サックスにて投資銀行業務に従事し、テクノロジー、メディア、通信(TMT)分野のM&A案件を担当。
その後、シンガポールのテマセクにおいて東南アジア地域のプライベートエクイティ投資を担当した後、グリーベンチャーズ(現STRIVE)にて東南アジア地域のベンチャー投資業務を統括。
現在は、シンガポールを拠点に、東南アジア、香港、台湾のインターネットおよびモバイル関連のアーリーステージ投資に特化するKK Fundを設立し、同ファンドのジェネラルパートナーを務めている。
NTTドコモ・ベンチャーズについて
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズは、スタートアップの構想実行力とNTTグループの社会実装力を束ね、「世界の景色を変える」インパクトの創出をめざすコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)です。2008年の設立以来、7つのファンドを運用し、運用金額は累計1,050億円を突破しました。国内外の有望ベンチャー企業への投資・共創支援を通じ、NTTグループのオープンイノベーション窓口として、未来を切り拓く新たな価値創造を推進しています。
https://www.nttdocomo-v.com/
NTTファイナンスについて
NTTファイナンス株式会社は、総合決済・財務プラットフォーマーとして、決済・財務領域を軸に「ビリング事業」や「クレジットカード事業」、「アカウンティング事業」、「グループファイナンス事業」、「ベンチャーキャピタル事業」など、多彩なビジネスを展開しています。ベンチャーキャピタル事業においては、NTTグループの金融中核会社として培ってきた財務知見と、約30年にわたる投資経験に基づく専門性を活かし、グループとの親和性が高い技術を有する国内外の有望なスタートアップ企業を発掘・出資しています。NTTグループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)として、スタートアップ投資を通じて社会課題の解決と持続可能な未来の実現に貢献しています。
https://www.ntt-finance.co.jp/
NTTグループ初の東南アジアスタートアップ投資ファンド「Synexia Ventures」を設立
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ
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