旧京都帝国大(現・京都大)の研究者が昭和初期に沖縄本島や奄美群島(鹿児島県)の墓地などから研究目的で集めた遺骨について、京都大は11日までに、少なくとも466体を保管していると公表した。返還手続きに関するガイドラインも公表し、返還を希望する場合に申請を受け付けるとした。
公表したリストは、収集時期や保管箱ラベルの地名と現在の地名、個体数を記載。年齢区分や性別が判明している場合は、「成人女性」「小児(性別不明)」などと記されている。地名別に見ると、奄美大島、徳之島、喜界島といった鹿児島県が計360体、沖縄県が計106体だった。現時点で個人を特定できる人骨はない。
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