自宅などへ仕事を持ち帰る「隠れ残業」を余儀なくされたとして、未払い賃金の支払いを求めて半導体検査装置大手アドバンテスト(東京)を提訴した同社の男性エンジニアが10日、東京都内で記者会見し、さいたま地裁で和解したと明らかにした。同社が400万円の解決金を支払う内容。
原告側によると、同社は残業時間を月9時間に制限していたが、業務量が多く、男性は退勤後も作業せざるを得なかった。自宅などでの作業を含め残業時間が200時間を超える月もあり、2017年4月~18年1月の未払い残業代計約410万円などの支払いを求め、19年11月にさいたま地裁へ提訴した。
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