【ジャカルタ共同】インドネシアのプラボウォ大統領は10日、独裁政権を1998年まで30年以上続けた故スハルト元大統領に国家の名誉称号「英雄」を贈った。スハルト氏には共産党員らへの弾圧など人権侵害の責任が指摘され、市民団体は「国民への裏切りだ」と非難している。
独裁政権下で出世したプラボウォ氏はスハルト氏に近く、元妻はスハルト氏の次女。プラボウォ政権は国史の再編さんを検討中で、スハルト政権の評価をより肯定的に変更するとみられている。
インドネシア法律扶助協会は10日「自由のために闘った人への称号で、独裁指導者にはふさわしくない」と声明で抗議した。
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