「床屋発祥の地」とされる山口県下関市で10日、毎年恒例の毛髪供養祭が営まれ、大切な頭を保護する毛髪に感謝を込めて供養し、利用客らの健康を祈願した。今年は「床屋発祥之地」と刻まれた記念碑の建立30年の節目を祝うため、古式にのっとり裃姿の理容師が、成人男性の髪を切って神前に奉納する儀式も行われた。
供養祭は、碑が建立された市内の亀山八幡宮で営まれ、約50人が参列した。400を超える加盟店で集められた客の毛髪を供養し、業界の発展も願った。
古文書などによると、鎌倉時代、武士の親子が八幡宮近くで開いた髪結いの店の床の間に、先祖などをまつる祭壇があったことなどから「床屋」という屋号で呼ばれるようになったとされる。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする

