和歌山県北山村で10日、特産のかんきつ類「ジャバラ」の収穫が始まった。強い酸味が特徴で花粉症緩和に効果があるとされる。村が全額出資して設立した会社「じゃばらいず北山」の工場でジュースやジャム、あめなどに加工される。
北山村は三重、奈良県境の山間部にあり、和歌山県の他のどの市町とも接しない全国唯一の「飛び地」の村。ジャバラは村に自生していた1本の原木から苗木を増やし、現在は約5千本となった。名前は「邪を払う」にちなむ。昨年同様の110トンの収穫量を見込む。
農園を管理する宇城公揮さんは「夏の少雨で水の管理に苦労したが、果汁が多く、まろやかな酸味の、いい品質に育った」と話した。
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