ブリヂストンが開発した次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」を装着した電気バス=8日午前、富山市

 次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」について説明するブリヂストンの岩淵芳典部長=8日午前、富山市

 ブリヂストンが開発した次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」を装着した電気バス=8日午前、富山市  次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」について説明するブリヂストンの岩淵芳典部長=8日午前、富山市

 富山市とブリヂストンは8日、ブリヂストンが開発を手がけるパンクしない次世代タイヤ「AirFree(エアフリー)」を装着した電気バス型車両の実証実験の出発式を富山駅前で開いた。エアフリー装着車が一般客を乗せて公道を走るのは全国で初めて。タイヤ点検の手間を減らして車両の運行を効率化し、地域の移動手段確保への貢献を目指す。

 出発式では市民を乗せた第1便が富山市やブリヂストンの関係者に見送られながら、ゆっくりと走り出した。

 エアフリーは空気の代わりに、スポーク形状の樹脂で荷重を支える。樹脂は再生利用可能で環境負荷を小さくした。スポーク部分は薄暗い時間帯でも見やすい青色にしている。