【ワシントン共同】生物の設計図が書き込まれたDNAの二重らせん構造を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した米国の分子生物学者ジェームズ・ワトソン博士が6日、東部ニューヨーク州のホスピスで死去した。97歳だった。ニューヨーク・タイムズ紙が7日報じた。病院で感染症の治療を受けた後、今週ホスピスに移送されていた。
英国でフランシス・クリック(故人)と成し遂げたDNAの構造解明は20世紀の科学の中で最重要の発見の一つ。遺伝情報の解読や機能の特定、医療・農業応用へと続く生命科学の発展の基礎となった。ただ研究過程では別のチームのデータを無許可で参照し、後年は人種差別発言で非難も浴びた。
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