漁獲枠が上限に達して国から採捕停止命令が出ている小型船によるスルメイカ漁について、北海道は7日、イカの来遊状況を調査する形で事実上の漁再開を特例で認める方針を明らかにした。漁協などと調整し、早ければ10日から許可する。
停止命令に含まれない道知事の管理枠を利用し、道立総合研究機構による漁獲高調査に協力する形で漁を行う。追加される枠は約400トンで、漁期が終わる1月下旬ごろまでは漁を続けられると見込んでいる。
鈴木直道知事は7日の記者会見で「今までにない事態。資源を守る目的は理解するが、漁獲枠の運用見直しを国に求めていきたい」と述べた。
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