【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザを巡り、イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意が発表され8日で1カ月。停戦はおおむね維持されているが、10月10日の発効後も、イスラエルの散発的攻撃が続き、11月7日までに240人以上が死亡した。荒れ果てたガザの復興は見えないまま。物資不足はなお解消しておらず、一部で「飢饉」まで発生した人道状況の回復も道半ばだ。
イスラエルとハマス双方が合意したガザ和平計画「第1段階」として、生存するイスラエル側の人質20人全員が解放され、遺体の引き渡しが進む。7日までにガザに残る人質の遺体は6人となった。イスラエルは全ての遺体の返還を強く迫る。イスラエルもパレスチナ人約2千人を釈放した。
2023年から約2年間戦闘が続いたガザは全域が荒廃した。遺体ががれきに埋もれるなど収容困難な場合もあるが、イスラエルは「ハマスは遺体の場所を把握していながら収容していない」として対立の火種は残る。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


