厚生労働省は7日、全国約3千の定点医療機関から10月27日~11月2日の1週間に報告されたインフルエンザの感染者数が5万7424人だったと発表した。1機関当たりは14・90人で、注意報レベルとされる10人を上回った。前週比は2・37倍。全ての都道府県で増加した。

 昨季より1カ月程度早い10月3日に今季の流行入りが発表されていた。1機関当たり10人を超えたのは25都道府県。

 都道府県別で最も多かったのは宮城の28・58人で、神奈川28・47人、埼玉27・91人と続いた。少なかったのは高知0・92人、鳥取1・10人、宮崎2・18人など。