スイス・ローザンヌのスポーツ仲裁裁判所本部

 来年のミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックを巡り、国際スキー・スノーボード連盟(FIS)がロシアとベラルーシの選手の予選参加を認めないと決定したことについて、スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、中立選手(AIN)としての参加を求めるロシア側の申し立てを受理したと発表した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、ウクライナに侵攻したロシアと同盟国ベラルーシの選手について、AINとしての参加を条件に予選への出場可否は各競技団体に委ねていた。FISは、AINとしても予選参加を認めないことを10月に決めた。(共同)