かぶらを使った京都の冬の味覚「千枚漬」の漬け込みが最盛期を迎え、立冬の7日、老舗漬物店「大安」(京都市左京区)が熟練職人による伝統的な仕込み作業を報道関係者に公開した。法被姿の職人がかんなを使い、かぶらを薄くスライス。「シュッシュッ」と軽快な音が響いた。
大安によると、千枚漬は直径20センチ、重さ2キロほどの京野菜「聖護院かぶら」を使用。塩で2日間漬け込んだ後、北海道産昆布と秘伝の調味液で本漬けし、約1週間で完成する。
シャキッとした食感となめらかな舌触りが特徴だ。かぶらは寒くなるにつれて甘みが増し、立冬の頃から漬け込んだものがおいしいという。
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