京都市東山区の劇場「南座」で12月に行われる歌舞伎公演「吉例顔見世興行」に向け、出演俳優の名前を看板いっぱいに墨書する「まねき書き」の作業が7日、同市左京区の妙伝寺で報道陣に公開された。肉太な線が特徴の「勘亭流」と呼ばれる書体で書かれ「隙間なく客が入るように」との願いが込められている。
書家の川端清波さん(40)が日本酒を混ぜた墨を使い、長さ約1・8メートル、幅約30センチのヒノキ板に六代目尾上菊之助さんの名前を一字一字ゆっくりと書き上げた。取材に「顔見世にたくさんお客さんが入る一助になればうれしい」と話した。
完成した看板は26日の「まねき上げ」で南座に飾られる。
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


