米テキサス州ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港=6日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米政府機関の一部閉鎖の影響で、連邦航空局(FAA)が航空管制官の人員不足など安全上の懸念から全米40の主要空港での運航便を減らすよう要請したことを受け、米航空大手のユナイテッド航空とデルタ航空は7日から一部の運航を取りやめる方針を明らかにした。ロイター通信が6日報じた。

 ロイターによると、ユナイテッドは7日から9日にかけて全体の4%を減便。デルタも7日に約170便を欠航する。国際線は対象外の見通し。

 FAAは当初、7日から10%の削減を実施するとしていたが、航空会社に対して4%から開始し、来週にかけて10%に拡大する方針を示したという。