【ロサンゼルス共同】米大リーグは6日、フリーエージェント(FA)選手に今季の所属球団が規定額で1年契約を求める「クオリファイング・オファー(QO)」の提示期限を迎え、カブスが今永昇太に提示した。AP通信が伝えた。全てのFA選手は各球団との交渉が解禁となった。

 今季のQOの規定額は2202万5千ドル(約33億7千万円)で、今永のほかフィリーズからFAの外野手シュワバーら13選手が提示を受けた。選手は18日までに諾否を回答する。拒否して別球団と契約すると、旧所属球団には補償としてドラフト指名権が与えられる。

 QOは2012年に導入され、過去144件のオファーで選手が受諾したのは14件のみという。