日本医師会(日医)の松本吉郎会長は6日の記者会見で、開業医など診療所の報酬適正化が不可欠だと提言した財政制度等審議会(財務相の諮問機関)分科会の提言に反論。「窮状は変わらない。抜本的な対応が必要だ」と述べた。
5日の分科会は提言で、大規模な病院に比べ診療所は利益率が高いと指摘したが、松本氏は「地域に根差して患者に寄り添っており、病院とは役割が違う」と強調。両者の経営が成り立つような対応が必要だと訴えた。
分科会は2024年度の経常利益率について病院が0・1%なのに対し、無床診療所は6・4%と高水準にあると指摘。限られた財源を医療機関ごとの経営状況に応じて適切に配分すべきだとしている。
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