【北京共同】中国国営通信新華社は6日、中国の習近平国家主席が同日、南シナ海に面した海南省三亜で共産党・政府の高官による会議を開いたと報じた。中国軍の3隻目となる新型空母「福建」が近く三亜で就役するとの観測が出ており、香港メディアは習氏が福建の就役式典に出席する可能性があると伝えた。
中国海事局は6日まで3日間にわたり三亜にある軍港近海での船舶航行を禁止した。軍事訓練のためとし、福建の就役と関係があるのではないかとの見方が出ている。
中国軍は福建が就役すれば、空母「遼寧」「山東」と合わせた3隻体制が整い、空母の常時運用が可能となる。東・南シナ海や太平洋で活動を活発化させるのは確実。台湾統一を見据え米国をけん制する狙いもある。日本の安全保障環境に影響を与えそうだ。
米企業が三亜の軍港に福建と山東の2隻が停泊するとされる衛星画像を1日に公開。中国の交流サイト(SNS)には地上で撮影したとみられる福建の画像が最近投稿され、就役に向けた最終段階にあるとの見方が書き込まれた。
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