【エルサレム共同】イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスが停戦に合意した自治区ガザ上空で6日早朝、満月がいつもより地球に近づいて大きく見える「スーパームーン」が観察された。日本の国立天文台によると、今年最も近い位置での満月。空が白んでいく中、約2年に及ぶ戦闘でがれきの山と化したガザの街が浮かび上がった。

 イスラエル軍はガザの支配地域周辺でハマスの掃討作戦を続けており、ハマスが利用する地下トンネルを破壊している。この日、ガザ北部ガザ市方面からは何度も爆発音のような鈍い音が聞こえた。