日本のお家芸「かわいい文化」が進化し、推し活ファンがアジアで急増している。多様なかわいさを提示するアイドルや人生の困難を仲間とかわいく克服するキャラクター…。日本政府は漫画や音楽などのエンターテインメント産業の輸出額を2033年までに20兆円と3倍超にする計画。世界的な人気の拡大で、日本の新たな成長産業になりつつある。
日本の女性アイドルグループ「FRUITS ZIPPER(フルーツジッパー)」のコンサートが10月上旬、台湾・台北郊外で開かれた。
7人組のグループはメンバーの個性や得意分野、経歴がさまざまで、多様性を尊重する時流に乗って人気が高まった。11月には中国・上海や韓国・ソウルでも公演する。
上海の繁華街。日本の人気漫画「ちいかわ」のぬいぐるみや小物などを販売する大型店が9月下旬にオープンした。海外の常設のグッズ店開業は初めて。
社会学者の中山淳雄氏は「ちいかわ人気は昨年から中国や韓国などに広がった。経済成長の減速や競争激化を受け安らぎを求める世相に合致した」と分析する。(NNA=共同)
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報で栃木県の「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者(併読)プラン・フル(単独)プランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く
ポストする


